アーシングにチャレンジ!

圧着端子の取付け方

圧着端子は、安全、確実に
 圧着端子を取り付ける時には、圧着工具を使用して確実に圧着してください。
いいかげんな取り付け方をすると、接触不良を起こしたり、振動で外れてファンベルトなどへ巻き込まれる可能性があります。
 アーシングをするためだけに高価な圧着工具を買うべきかと悩んでいる方も多いと思いますが、安全性、安心感を買うつもりで購入されることをオススメします。(圧着端子はかなり硬いので、ペンチなどではしっかり固定できません。ご注意!)

圧着工具の購入はこちらから

用意したのは8スケアのコードと圧着端子(サイズ8スケア−Φ8)
用意した圧着工具は最大8スケアのもの。
圧着端子と圧着工具のサイズは同じものを使うのが基本です。

大きいサイズの圧着工具がある場合は、圧着端子を1サイズ大きいものにすると、2本留めなどの応用ができます。
まず、ニッパーやカッターでコードの端をこのくらいカット。
芯線を傷つけないように注意。
圧着工具のハンドルをぎゅっと握って、ロックを解除します。
呼び寸法に合ったダイス部で、落ちない程度に圧着端子をくわえさせます。
この時、圧着端子のロウ付け部(つなぎ合わせ部)がオンダイス側(オス側)に来るようにします。
圧着端子から芯線が約1mm出るところまでコードをさし込みます。
ハンドルを握って圧着します。
結構力がいるので両手でいきましょう。

片手式圧着工具ではラチェット機構によって、圧着が完了しないとハンドルが開かない構造になっています。
圧着が完了してハンドルが開くまで荷重を加えて下さい。
圧着するとこんな感じになります。
正しく圧着されたか確認します。
裏側には使用したダイスが確認できるよう、端子に圧着マークが付くようになっています。

これで取付け完了です。
あとはお好みで、熱収縮チューブなどで保護するとよいでしょう。

圧着工具の使い方をもっと詳しく(静岡理工科大学資料)